納豆やオリーブオイルは元から健康にいい食べ物として知られており、メディアでも度々話題になっています。
そんな中、現在一番注目されているのが「オリーブオイル納豆」です。
納豆にはたくさんの健康効果や食べ方がありますが、新しい研究結果などで常識が覆されることも多く、なにが正しいのか分からないと悩んでいる人も多いでしょう。
そこで今回は、オリーブオイル納豆の効果とおすすめの食べ方について説明します。
この記事を参考にすれば納豆とオリーブオイルの栄養を損なわずに摂り入れられるので、他の情報に惑わされる心配がありません。
オリーブオイル納豆の作り方
その名の通り、納豆を食べるときにオリーブオイルを混ぜるだけで「オリーブオイル納豆」が完成します。
念の為にレシピをどうぞ。
- お好みの納豆 1パック
- 良質なオリーブオイル 小さじ1杯
- タレやカラシなどお好みで
これをよく混ぜれば完成です。
納豆に卵を入れる人もいるかと思いますが、卵を入れる場合は「卵黄」のみにしましょう。
なぜなら、卵白に含まれる「アビジン」が納豆に含まれる「ビオチン」の吸収を邪魔してしまうからです。
ビオチンは皮膚の再生を促したり肌荒れを改善したり、美肌や美髪などの美容にいいので、こだわるのであれば卵白は別の料理に使いましょう。
お好みでキムチを入れたりレモンを絞ったりしてもおいしいですよ。

オリーブオイル納豆の3つの効果
納豆にオリーブオイルを加えただけの単純なレシピがなぜ話題になっているのかと言うと、
オリーブオイル納豆には以下の3つの効果があるからです。
- 血液サラサラ
- 便秘解消と食べ過ぎ防止
- 骨を丈夫にする
それぞれもう少し詳しく説明していきますね。
1.【ナットウキナーゼとオレイン酸】血液サラサラ効果
- 納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素
- オリーブオイルに含まれるオレイン酸とリノール酸
ナットウキナーゼには血栓を溶かす働きがあり、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールはそのままに保つ働きがあります。
オリーブオイルといえばリノール酸も注目されますが、リノール酸は悪玉コレステロールと一緒に善玉コレステロールをも減らしてしまうのが玉にキズ。
しかし、オリーブオイルの主成分はオレイン酸ですし、オリーブオイルの酸度が低いものを選ぶことでオレイン酸のパワーを最大限に発揮してもらえば問題ありません。
ナットウキナーゼは熱に弱い酵素なので、納豆は加熱せずに食べましょう。

2.食物繊維による便秘解消と食べ過ぎ防止
納豆には
- 水溶性食物繊維・・・胃の中でドロドロに溶けてかさを増し満腹を感じやする
- 不溶性食物繊維・・・便のかさを増し、腸のぜん動運動を助ける
という2つの食物繊維が1:2という理想の割合で含まれており、食べ過ぎを防止したり便秘を解消したりします。
この2つの食物繊維はバランスが悪いと意味がないので、納豆は便秘やダイエットで悩んでいる人におすすめの食べ物です。
そこにオリーブオイルが加わると便をオイルコーティングして便を出しやすくし、ビタミンEが自律神経を整え腸の動きを正常に戻してくれることでも便が出やすくなります。
3.ビタミンKの吸収をよくし骨を丈夫にする
納豆にはビタミンKというカルシウムが骨になるのをサポートする栄養が含まれています。
ビタミンKは脂溶性なのでオリーブオイルと一緒に摂ることで吸収率が上がり、栄養を余すところなく摂り入れられるのです。

オリーブオイル納豆は朝よりも夜に食べるのがおすすめ
朝食としてご飯と一緒に納豆を食べるのは一般的で、家庭ではもちろん、ホテルや旅館の朝食として出されることも多いですよね。
しかし、納豆は朝に食べるよりも、夜に食べる方がおすすめです。
まず、血栓を溶かす作用があるナットウキナーゼは、摂ってから10~12時間ほど働き続けます。
この作用を活かして、血液がドロドロになりやすい寝ている間にナットウキナーゼに働いてもらい、血栓になるリスクを減らそうというわけです。
次に、納豆に豊富に含まれるビタミンB群は、寝ている間に分泌される成長ホルモンの働きをサポートします。
成長ホルモンは「身長を伸ばすホルモン」として知られ、子供にしかないと思われがちですが、大人でも分泌されるホルモンです。
成長ホルモンがしっかり働くと、疲れが取れやすくなったり肌の調子が整ったり筋肥大を助けたりするなど、体にいい変化をもたらします。
このような恩恵を受けるためにも、オリーブオイル納豆は夜に食べるのがおすすめです。
オリーブオイルと納豆のまとめ
納豆にオリーブオイルを混ぜるだけで簡単にできる「オリーブオイル納豆」には
- 血液サラサラ
- 便秘改善と食べ過ぎ防止
- 骨を丈夫にする
といった効果があり、健康意識が高い人を中心に話題となっています。
朝食として納豆を食べるのが習慣になっている人もいるかもしれませんが、これらの効果を逃さないためには「夜」に食べるのがおすすめです。
いつも朝に納豆を食べている人はオリーブオイルを加えて夜に食べうようにし、納豆を食べる習慣がない人はオリーブオイルを混ぜて夕食の副菜にしてみましょう。
製品仕様
生産者 | パスクアーレ・ディ・レーナ |
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原産国 | イタリア モリーゼ州 |
品種 | ジェンティーレ・ディ・ラリーノ
※ラリーノ土着品種 |
抽出 | コールドプレス(27℃) |
EU有機認証 | 有 |
輸送 | 空輸 |
収穫時期 | 9月下旬〜11月初旬 |
収穫方法 | 手摘み |
粉砕 | ハンマークラッシャー |
輸入後品質管理 | オリーブオイル専用セラーで保管 |
インポート | アントビー株式会社 |
製品仕様
内容量 | 15g / 80g |
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全成分 | カリ含有石けん素地、オリーブ果実油、シリカ、ハチミツ、炭、グリセリン、水、エチドロン酸4Na |
製造国 | 日本 |