イタリアは品種の多さと搾油所(さくゆじょ)の多さがすごい!

栽培面積:約114万422ヘクタール。
栽培本数:約2億2470万本
生産量:約45万トン
これがオリーブオイル王国イタリア。
生産量は世界第2位、品種の数は全世界に1300種のうちの約600種を占めています。
品種の多さはオリーブの木の生態多様性を表し、そしてその多様性は土の豊かさの証明でもあるのです。
イタリアのほぼ全土で 栽培されていて、特に南部での栽培は盛んで、全体の9割を占めています。
その中でカンパーニア、プーリア、カラブリア、シチリア、が有名で全体の8割を占め、ラツィオ、トスカーナ、アブルッツォ、バジリカータ、リグーリアが残りの1割を占めます。
イタリアには搾油所がオリーブオイル生産量世界一位のスペインの3倍近くあります。
それは畑のそばに搾油所を建設することで、鮮度のラグが起きない高品質なオリーブオイル作り(コールドプレス)に徹底している証でもあります。
また、産業として大手の生産者だけでなく小中規模の生産者も活躍できるようにビジネス土壌として成熟をしていて、個性、表現豊かなオリーブオイルが堪能でき、土着品種の歴史を紡いでいけるのもイタリアならではの特徴といえます。(これはとても興味深いことに、生産者ひとりひとりが自分の地域のオリーブの品種が一番優れているという誇りと愛情をもっています。だからこそ、これだけの品種が守られてきたのかもしれません^^)
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土で世界を繋げるBIOLOGICOの意識
イタリアでは栽培、収穫、製造まで世界最先端の研究が政府をあげて行われています。
もともと、丘陵地が多いためオリーブオイルを大量生産するには向いているテロワールではありません。そのため世界最高の品質を追い求めることによって世界市場での展開を牽引しています。
その1つとして「BIOLOGICO」が日常的であることがあげられます。
イタリアではすでにオーガニックでの栽培や生産は特別に驚くことではなく、環境循環の観点からするととても日常的なものとして理解されています。
そのため、近年では国際的なコンテストでもBIOの部門が特に盛り上がっています。
もはや「 BIOLOGICO 」のオリーブオイルでなければ市場では戦えない世界最高峰のレベルのオリーブオイル市場といえます。
製品仕様
生産者 | パスクアーレ・ディ・レーナ |
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原産国 | イタリア モリーゼ州 |
品種 | ジェンティーレ・ディ・ラリーノ
※ラリーノ土着品種 |
抽出 | コールドプレス(27℃) |
EU有機認証 | 有 |
輸送 | 空輸 |
収穫時期 | 9月下旬〜11月初旬 |
収穫方法 | 手摘み |
粉砕 | ハンマークラッシャー |
輸入後品質管理 | オリーブオイル専用セラーで保管 |
インポート | アントビー株式会社 |
製品仕様
内容量 | 15g / 80g |
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全成分 | カリ含有石けん素地、オリーブ果実油、シリカ、ハチミツ、炭、グリセリン、水、エチドロン酸4Na |
製造国 | 日本 |