オリーブにも品種はいっぱい!
日常生活では「オリーブ」とひとくくりにしてしまいがちですが、オリーブもブドウやリンゴなどの果実と同様、たくさんの品種を持っています。
一般に栽培オリーブはサティヴァ亜種、自生・野生オリーブはシルベストリス亜種に分類されるそうです。
このサティヴァ種の中でも様々な品種があり、その土地に適した品種が各地で栽培されています。
なかには特定の土地でしか生育しない品種もあるそうです。

オリーブオイルにした時、品種によってまろやかだったり辛みがあるなどさまざまな特徴が出ますので、品種に注目しながらオイルを吟味するのも楽しみ方の一つ。
こんなところはなんだかワインと似ている気がします。
オリーブの樹はのんびり育つ
ワインと似ているところは他にもあります。
地中海地域ではオリーブ畑とブドウ畑が隣接している光景が結構よくみられます。
オリーブの樹やブドウの樹は生育する土壌をえり好みする事がなく、石が多く痩せていてほかの農作物には適さないような場所でも栽培が可能なので同じようなところに畑を作るのかもしれません。
加えてオリーブの樹は寒さや暑さに比較的強く、短期間であれば氷点下近い温度や干ばつにも耐えられるそうです。
オリーブは最初に実ができるまで4~5年ほどかかります。
一番大きく成長するまで、そこからさらに10~15年もかけて成長していくそうです。

成長はゆっくりですが、一度根をはれば長生きする樹で、なんと推定樹齢1000年(!)といわれるオリーブの樹もあるそうです。
もちろん生育期はなるべく育ちやすい環境下で育てなければなりませんが、大きくなるのに時間をかけた分、強くたくましい気に育つのかもしれません。
より良いオリーブの実のために
とはいえ、やはり良い実をつけるにはきちんと環境を整えてあげることが大事です。
痩せた土地でも育ちはすれど、あまり良くない実しかつけないようでは意味がありません。

フローラのオイルの造り手であるパスクアーレの言葉を借りれば、「生産物はその土地のバロメーター」。
フローラのオイルの造り手パスクアーレ・ディ・レーナの言葉「大地、滋味、風景」オリーブの樹の強さによりかからず、よく肥えた土で大切に育てられたオリーブだからこそ、高品質なオリーブオイルを作り出せるのですね。
手間暇と愛情をかけてすばらしいオイルを造り出す造り手に感謝です。
製品仕様
生産者 | パスクアーレ・ディ・レーナ |
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原産国 | イタリア モリーゼ州 |
品種 | ジェンティーレ・ディ・ラリーノ
※ラリーノ土着品種 |
抽出 | コールドプレス(27℃) |
EU有機認証 | 有 |
輸送 | 空輸 |
収穫時期 | 9月下旬〜11月初旬 |
収穫方法 | 手摘み |
粉砕 | ハンマークラッシャー |
輸入後品質管理 | オリーブオイル専用セラーで保管 |
インポート | アントビー株式会社 |
製品仕様
内容量 | 15g / 80g |
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全成分 | カリ含有石けん素地、オリーブ果実油、シリカ、ハチミツ、炭、グリセリン、水、エチドロン酸4Na |
製造国 | 日本 |