オーガニックオリーブオイルを作るための有機認証とは?



オリーブオイルには、「バージンオリーブオイル」「エキストラヴァージンオリーブオイル」「オーガニックオリーブオイル」など、多くのジャンルがあります。

その中でも「オーガニックオリーブオイル」は、厳しい有機認証をクリアしたものしか名乗ることができません。

今回は、「オーガニックオリーブオイル」における有機認証制度についてお話をしていきます。

金曜日は特別だ。それは神様から与えられた特別な日なのだ。byパスクアーレ

有機認証(オーガニック)とは?

日本のオーガニック食品には、「有機JASマーク」を付けることができます。

「有機JASマーク」は、農薬や化学肥料などに頼らずに生産された食品を表すマークで、農産物や加工食品、畜産物などに適応しています。

第三者機関(農林水産大臣の登録を受けた機関)が審査をし、制定されたルールを守って生産された食品だけが「オーガニック」を名乗れるのです。

オーガニックオリーブオイルなどの「有機加工食品」の基準は以下の通り。

・物理的もしくは生物の機能を利用した加工方法を用いている

・化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用を避けている

・原材料に関しては水と食塩を除き、95%以上が有機農産物や有機畜産物、有機加工食品を使用していること

・遺伝子組換え技術を使用していないこと

もちろん、国産品だけでなく、海外からの輸入品も対象です。

「有機JASマーク」がついていない商品は「オーガニック」を含め、紛らわしい表示をすることは禁止されています。

<h2>世界一厳しい?EU有機認証のヒミツ</h2>

日本の「有機JASマーク」の基準も厳しいですが、さらに厳しいと呼ばれているのが「EU有機認証」。

EU(欧州連合)の有機農業規則に沿って生産された農産物を証明するマークです。

生産者や新規参入者から批判が相次ぐほど厳しい基準を設けているため、ヨーロッパ各国で波紋を広げています。

また、「EU有機認証」は日本の「有機JAS」と同等性を認めています。

「EU有機認証」をクリアしたオリーブオイルは日本でも「オーガニック」の表記が認められています。

もちろん、日本の「有機JAS」もEUで「オーガニック」の表記が可能。

EUから輸入された「オーガニックオリーブオイル」は品質も良く、高い評価を得ています。

オーガニックにこだわるならコールドプレス製法有機オリーブオイル

「オーガニックオリーブオイル」は厳しい基準をクリアしてきたことが分かりました。

そして、オリーブオイルを使うなら「オーガニックを使いたい」と思った方もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、イタリアにあるラ・カーザ・デル・ヴェント社の「コールドプレス製法有機オリーブオイル」です。

このサイトでは、創設者のパスクアーレ・ディ・レーナ氏との直接交渉をし、唯一正式に取引をしています。

同社はイタリアのモリーゼ州ラリーノ市で創業し、オリーブオイルを作り続けてきました。

オリーブオイルは、徹底した管理のもと、香りや品質を落とさないため27℃で丁寧に低温圧搾して製造。

オリーブオイルに関するガイドブックや大会での受賞歴も多く、高い評価を得ているオイルになります。

コールドプレス製法とは?

コールドプレストとは、素材を低温で圧縮して絞り出す製法です。従来の圧搾だと、素材が熱を持ちオリーブの栄養素が失われます。

一方、コールドプレス製法は、低温で圧搾するため、香りや品質、栄養素が落ちにくく、高品質のオリーブオイルができます。

もちろん、保存料は添加物は使用していないので、フレッシュなオリーブオイルを楽しみたい人にはおすすめです。

どんな料理に合うの?

コールドプレス製法で作られたオリーブオイルは、繊細で口当たりが滑らかです。

食卓に置いて、好みでサラダやパスタにかけても美味しく頂けます。

もちろん、魚のソテーや肉料理などにも最適で、どんな場面でも活躍してくれるオリーブオイルです。

上質なエキストラヴァージンオイル

「コールドプレス製法有機オリーブオイル」は、オリーブオイルのランクで最も高い品質であるエキストラヴァージンオイルです。

エキストラヴァージンオイルは、オリーブから得た最初の圧搾油で、酸性度が0.8gr / 100gr未満という基準が決められています。

これをクリアした「コールドプレス製法有機オリーブオイル」は、香りや味ともに認められたオイルということです。

専門機器による最小限の精製ろ過

もちろんEU有機認証を取得

世界で一番厳しいとされる「EU有機認証」を取得しています。

・健康を考え始めた

・良いものを摂取したい

・オーガニックにこだわりたい

こういった方には非常におすすめのオリーブオイルです。

もちろん「有機JAS」と同等性があるため、日本でも「オーガニック」の認定を受けています。

「オーガニックオリーブオイルを作るための有機認証とは?」のまとめ

オーガニックオリーブオイルができるまでには、厳しい基準をクリアしなければなりません。

普通のオリーブオイルしか使ったことがないけど、オーガニックも試してみたいという方は「コールドプレス製法有機オリーブオイル」を使ってみてください。その違いに驚かされることでしょう。

それでは、有機認証を理解した上で、オーガニックオリーブオイルを選んでみてくださいね。

製品仕様

生産者パスクアーレ・ディ・レーナ
原産国イタリア モリーゼ州
品種ジェンティーレ・ディ・ラリーノ
※ラリーノ土着品種
抽出コールドプレス(27℃)
EU有機認証
輸送空輸
収穫時期9月下旬〜11月初旬
収穫方法手摘み
粉砕ハンマークラッシャー
輸入後品質管理オリーブオイル専用セラーで保管
インポートアントビー株式会社

製品仕様

内容量15g / 80g
全成分カリ含有石けん素地、オリーブ果実油、シリカ、ハチミツ、炭、グリセリン、水、エチドロン酸4Na
製造国日本

この記事を書いた人

サポーター公式

当オリーブオイルを愛用者様に公式サポーターとして寄稿して頂いています。ユーザー視点からオリーブオイルの使い方や利用方法をお楽しみください。