産地から見る、2本めに選びたいオリーブオイルのおすすめとは?

「いつもスーパーで同じオリーブオイルを選んでいるけれど、変わったものを試してみたい」「もっと美味しいオリーブオイルを食べてみたい」

こんなふうに思ったことはありませんか?

日本の食卓にオリーブオイルが定着しつつある今、普段使いする手頃なタイプとは別に、ちょっと贅沢したいときのための上質なオリーブオイルがほしいという方が増えているようです。今回はそんな「2本目のオリーブオイル」におすすめしたいオイルの選び方についてお話しします。

オリーブオイルのおすすめを知る前に

おすすめのオリーブオイルのついてお話しする前に、オイルの種類についておさらいしておきましょう。

日本のスーパーで売られているオリーブオイルは大きく分けて「ピュアオリーブオイル」と「エクストラバージンオリーブオイル」の2つに分かれています。

いままでのものより美味しいオリーブオイルを試してみたいなら、エクストラバージンオリーブオイルを選ぶのがマスト。ボトルは緑色や黒っぽい色のついた遮光ガラスのタイプを選びましょう。この色が酸化を防いでくれます。

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産地から見る、2本目に選ぶおすすめのオリーブオイル

長靴のように南北に長いイタリア半島。一言でイタリアと言っても北イタリア、中部イタリア、南イタリアでは土壌や栽培されているオリーブの品種が異なり、オリーブオイルの味わいも違ってきます。

北イタリアはマイルドな味わい

北イタリアのオリーブオイルはマイルドで辛味や酸味が少ないのが特徴。他の地域と異なり料理にバターを使うこともあってか、オリーブオイルの味はあっさりしたものが多いです。

熱したオリーブオイルに茹でたにんにくとアンチョビをプラスしたソースに野菜をつけて食べる「バーニャカウダ」は北イタリアの料理。オリーブオイルを熱していることや、にんにく、アンチョビといった香りの強い食材と合わせていることからも、あまりオリーブオイルの味に個性を求めていないのかもしれません。

2本目に選ぶオリーブオイルとしてはちょっと物足りない感は否めませんが、香りの強いものが苦手という方は北イタリアのオリーブオイルを試してみてもいいでしょう。

オリーブオイルそのものの味を楽しむなら中部イタリアのオリーブオイル

一方、トスカーナ州やウンブリア州などを擁する中部イタリアのオリーブオイルはフルーティーな香りとピリッとした辛味、ほのかな苦みが特徴。重厚感のあるオリーブオイルをお探しの方にぴったりと言えるでしょう。

生のセロリやにんじん、パプリカなどをシンプルに塩とオリーブオイルで食べる前菜「ピンツィモーニ」はトスカーナ州を中心に食べられているメニュー。バーニャカウダと違って生で使うだけに、オリーブオイルそのものの風味を楽しむことができます。

また、カリっと焼いたバゲットに生のにんにくをこすりつけ、オリーブオイルをたっぷりかけて食べる「ブルスケッタ」やシンプルに茹でたり蒸したりしたジャガイモにかけて食べるのにもおすすめ。バターの代わりのような感覚で使ってみてもいいでしょう。

個性を楽しみつつ、オールマイティな料理に使える南イタリアのオリーブオイル

2本目に選ぶオリーブオイルとして、イチオシなのは南イタリアのオリーブオイルです。 オリーブそのものの自然な香りを楽しむことができるだけではなく、苦みや辛味のバランスがほど良く、日本人の味覚に合うタイプが揃っています。

イタリア全土の約半分に近い量のオリーブオイルが生産されている、プーリア州のものが有名ですが、ラ・カーザ・デル・ヴェントの「フローラのオイル」が作られているモリーゼ州にも日本人にもなじみやすい味のオリーブオイルが多いです。

また、南イタリアのオリーブオイルは日本に輸入されている量も多いので、手に入れやすいというメリットもあります。

イタリアンはもちろん、和食にも合わせやすい

南イタリアは日本と同様、肉だけではなく新鮮な魚介類も豊富な地域。それだけに料理もオリーブオイルも日本人好みのものが見つかりやすいと言えるでしょう。

合わせる料理は濃厚なトマトソースのベースとしてはもちろん、肉料理や魚料理まで、私たち日本人がイメージするイタリアンならなんでもOK。パンにつけて食べたり、サラダやシンプルに塩ゆでした豆の味つけに使ったりもできる、まさにオールマイティなオイルです。

また、ちょっと意外に感じるかもしれませんが、しょうゆやポン酢しょうゆと合わせても美味。イタリアンに限らず、和食とのアレンジなどいろいろな食べ方を楽しみたい方にもおすすめです。

2本目のオリーブオイルは少量のタイプを選んで

美味しいオリーブオイルはイタリアでも高価なものと考えられています。それだけに、日本でオリーブオイルを購入するときは、まず小さなボトルのものを購入するのがおすすめ。お気に入りに味が見つかったら、大きなボトルで常備してもいいでしょう。さまざまな産地のオリーブオイルを試してあなただけのお気に入りを見つけてみてくださいね。

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サポーター公式

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当オリーブオイルを愛用者様に公式サポーターとして寄稿して頂いています。ユーザー視点からオリーブオイルの使い方や利用方法をお楽しみください。