女性の指先を美しく彩るマニキュア。これからの季節は手の爪だけではなく足の爪をカラーリングするペディキュアを楽しむ方も多いのではないでしょうか。
プチプラのネイルカラーを使って、手軽におしゃれが楽しめるマニキュアですが、完全に乾くまでに時間がかかるというのが厄介なところ。でも、オリーブオイルを使うとマニキュアを早く乾かすことができるということをご存知でしょうか。ここではオリーブオイルを使ったマニキュアの速乾裏ワザの方法を紹介していきます!
マニキュアをセルフでキレイに塗るためのポイント
キレイに乾かすためには、まずマニキュアをムラなく塗る必要があります。オリーブオイルを塗るテクニックを紹介する前に、キレイかつはがれにくいマニキュアの塗り方のポイントも押さえておきましょう。
- ベースコートを使用する
- 爪全体にマニキュアを塗る前に手のひら側から爪の先部分だけに塗っておく
- 爪に塗るときは①生え際中央から指先②生え際の右側(もしくは左)から指先の順で3回に分ける
- マニキュアは1度に取り過ぎないよう、ビンの口部分でハケをしごいで余分な分を落としておく
- 1回で色が出ないときは「薄めの2度塗り」を心がける
- よりつややかに仕上げるならトップコートを使用する

特に今、流行のヌーディーカラーの場合、一回ではなかなかきれいに発色しません。1度で済ませようと厚塗りすると乾くのに時間がかかるだけではなく、ヨレやすくなります。面倒でも薄めに2度塗る方が乾きやすくキレイに仕上がるのでおすすめですよ!
マニキュアをオリーブオイルで早く乾かす方法
マニキュアを塗り終わったら、いよいよオリーブオイルを塗っていきます。オリーブオイルをティースプーン1杯分くらい、小皿などにとっておきましょう。マニキュア用の清潔なハケがあると便利です。トップコートを使用する場合はトップコートの後でオリーブオイルを使用します。
ポイントはオリーブオイルを「塗る」というより、ほんの1滴マニキュアの上に垂らすようなイメージでのせること。直接、ハケや指先がマニキュアに触れないようにしましょう。この方法ならマニキュアがヨレることがなく、オリーブオイルを塗りすぎる心配もありません。
実際にマニキュアが乾かないうちにオリーブオイルを垂らすと、瞬く間に爪全体に広がっていくのが分かるでしょう。その後、指先を上下左右に動かしてオリーブオイルを全体に行き渡らせておきます。

この方法で表面に油膜を張ることでマイキュアが乾きやすくなり、ほこりや汚れがつくのを防いでくれます。もちろん、ペディキュアを行うときも同様の方法で早く乾かすことが可能です。 その後、指先に残ったオイルは肌になじませておきましょう。オリーブオイルには保湿効果があるため、爪や甘皮部分の乾燥を防ぎマニキュアを長持ちさせる効果も期待できます。小皿に残ったオリーブオイルがあれば、手の甲全体に伸ばしてもOK。しっとりつややかな手肌をキープできますよ!
マニキュアがオリーブオイルで早く乾くのはなぜ?
ネイルカラーには揮発性のある成分が含まれています。この成分が揮発した後に残ったものが固まるというのがマニキュアの原理。
オリーブオイルや市販のクイックドライオイル、クイックドライスプレーなどにはこの揮発作用を促進する成分が含まれているので、マニキュアを早く乾かすことができるのです。
市販のクイックドライオイルは価格の安い鉱物油をベースに、保湿効果のあるホホバオイルなどをブレンドしているようです。わざわざクイックドライオイルを買わなくても、キッチンにあるオリーブオイルを使えば面倒もなく、スキンケア効果も期待できるので一石二鳥ですね。
マニキュアという言葉の語源
日本では昔から「マニキュアを塗る」という言い回しをしますが、実は「マニキュア」とは爪や手のお手入れ全体を指す言葉であることをご存じでしょうか。
海外ではマニキュア(ネイルカラー)のことをネイルポリッシュと呼ぶのが一般的。ちなみにイタリア語では、ネイルポリッシュをSmalto per unghie(ズマルト・ペル・ウンギエ、爪用のエナメル)と呼び、爪や手全体のお手入れを指す言葉がmanicure(マーニクーレ)となります。

手を使って料理をすることが多いイタリアでは、爪を長く伸ばしている女性は少なくネイルサロンの数も多くありません。それだけにネイルポリッシュを塗った後にオリーブオイルを塗ると乾くのが早いということも知らないイタリア人女性が多いのです。
オリーブオイルはエクストラバージンオイルでなくてもOK
マニキュアを乾かすために使用するオリーブオイルはエクストラバージンオイルではなく、ピュアオリーブオイルでもOKです。
「エクストラバージンオイルを使い始めたところ、そのおいしさにすっかりハマってピュアオリーブオイルの出番がなくなってしまった」という話をよく聞きます。キッチンに残っているピュアオリーブオイルがある方は是非、マニキュアを乾かす裏ワザに使ってみてくださいね。
製品仕様
生産者 | パスクアーレ・ディ・レーナ |
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原産国 | イタリア モリーゼ州 |
品種 | ジェンティーレ・ディ・ラリーノ
※ラリーノ土着品種 |
抽出 | コールドプレス(27℃) |
EU有機認証 | 有 |
輸送 | 空輸 |
収穫時期 | 9月下旬〜11月初旬 |
収穫方法 | 手摘み |
粉砕 | ハンマークラッシャー |
輸入後品質管理 | オリーブオイル専用セラーで保管 |
インポート | アントビー株式会社 |
製品仕様
内容量 | 15g / 80g |
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全成分 | カリ含有石けん素地、オリーブ果実油、シリカ、ハチミツ、炭、グリセリン、水、エチドロン酸4Na |
製造国 | 日本 |