オリーブオイルで簡単ドレッシング作り



すっかり日本の食卓に溶け込んだイメージのあるオリーブオイル。今回はオリーブオイルを使って作るドレッシングについてお話ししていきます。

イタリアは『ドレッシング』がないのはなぜ?

フレンチ、青じそ、シーザーサラダ用、中華風など日本で売られているドレッシングの種類は数え切れないほどあります。でも、オリーブオイルの本場であるイタリアではボトル詰めされたドレッシングが使われることはほぼありません。

サラダや野菜を食べるときは、オリーブオイル、ワインビネガー、塩、こしょうを使ってその場で味つけするのが一般的。 レストランでも料理を注文すると、パンと一緒にオリーブオイルと塩コショウが出てきます。

おいしいと評判のレストランは有機栽培など品質にこだわったオリーブオイルを用意しています。それはオリーブオイルがおいしくなければ、サラダだけではなく、すべての料理が台無しになってしまうから。それだけオリーブオイルの品質が重視されているのです。

オリーブオイルベースの簡単ドレッシング

オリーブオイルはそのまま食べるのが体にいい!と言われても、マヨネーズやドレッシングの味に慣れている私たち日本人にとってはちょっと物足りなく感じることもありますよね。

そこでおすすめしたいのが、オリーブオイルを使ってドレッシングを手作りすること。おいしいオリーブオイルが手に入ったら是非、ドレッシングを手作りしてみてください。ここでは簡単なレシピをご紹介します。なお、レシピ中のワインビネガーはお酢に置き換え可能です。

塩+こしょう+砂糖+ワインビネガー+オリーブオイル

ベーシックなフレンチドレッシングのレシピがこちら。オリーブオイルとビネガーは1:2の割合にし、その他の調味料は好みで調整しましょう。 みじん切りの玉ねぎやパセリ、粒マスタードなどをプラスしてもおいしくいただけます。

レモン+塩+こしょう+オリーブオイル

サラダや野菜はもちろん、肉や魚にも合わせやすい万能レシピがこちら。オリーブオイルに好みの量の塩とレモン汁を加えるだけの簡単レシピです。

小皿にオリーブオイルを入れたら、そこに塩とレモン汁を加えて混ぜるだけでOK。面倒なときサラダなどに直接、振りかけてもいいでしょう。その場合は塩、こしょう、レモン汁、オリーブオイルの順序で。オリーブオイルを先にかけてしまうとオイルが膜となって塩こしょうの味が浸透しなくなってしまうので、注意してくださいね。

このレシピは加熱料理にも使うことができます。魚を塩焼きするときなどに使うと生臭さがなくなってぐんと食べやすくなるので是非、お試しください。

オリーブオイル+しょうゆ+お酢(またはワインビネガー)

ちょっと意外に思うかもしれませんが、抜群にマッチするのがオリーブオイルとしょう油の組み合わせ。分離しやすいので、食べる前にしっかりと混ぜておくことをおすすめします。好みで白ごまや千切りにしたショウガ、すりおろしたにんにくなどを加えてもいいでしょう。使用するしょう油は減塩タイプがおすすめです。

オリーブオイル+ぽん酢

こちらもおすすめのレシピ。市販のポン酢とオリーブオイルを好みの割合で混ぜるだけでOKです。サラダはもちろん冷奴にかけてもおいしくいただけます。すりおろしたショウガや細かく刻んだ青ネギなどの薬味を加えてもいいでしょう。

ぽん酢はしょう油にレモンやオレンジ、グレープフルーツなど柑橘類の汁にみりんなどを加えて手作りしてもいいですね。その場合、作り置きはせずにできるだけ早く使い切るようにしてください。

シーザードレッシングも手作りできる!

コクのあるシーザードレッシングもオリーブオイルを使って手作りできます。固すぎるなと感じたら、牛乳や豆乳で伸ばしてもいいでしょう。アンチョビがあるとぐっとコクが出て、本格的な味になるので是非お試しください。刻んだパセリを加えてもおいしくなります。

  • オリーブオイル 大さじ2
  • プレーンヨーグルト(豆乳ヨーグルトでも)大さじ2
  • マヨネーズ 大さじ1
  • 粉チーズ(できればパルミジャーノチーズ)大さじ1
  • アンチョビ 少々
  • おろしにんにく少々
  • あらびき黒コショウ、塩 好みの量

体にいい!オリーブオイルで手作りドレッシング

口当たりのいい市販のドレッシングは糖分や塩分が高く、糖質や血圧が気になる方やダイエット中の方には、あまりおすすめできません。また、うまみ調味料や添加物など本来、必要のないものも含まれているため健康面から考えると、摂り過ぎは控えるべきでしょう。

オリーブオイルを使って家庭でドレッシングを手作りすれば、自分好みの味に調節できるだけではなく塩分や糖分を控え目にすることができてヘルシーです。天然の岩塩を選んだり、お酢やみりんなど合わせる調味料にこだわったりすれば、市販のものよりずっとおいしいドレッシングができあがります。

オリーブオイルの質にもこだわってみましょう。ドレッシングを作るときは生でも食べられるエクストラバージンオリーブオイルであることがマスト。オリーブオイルの産地によって苦味や酸味など味が異なるので好みのものを見つけて、ヘルシーなドレッシングを手作りしてみてください。

製品仕様

生産者パスクアーレ・ディ・レーナ
原産国イタリア モリーゼ州
品種ジェンティーレ・ディ・ラリーノ
※ラリーノ土着品種
抽出コールドプレス(27℃)
EU有機認証
輸送空輸
収穫時期9月下旬〜11月初旬
収穫方法手摘み
粉砕ハンマークラッシャー
輸入後品質管理オリーブオイル専用セラーで保管
インポートアントビー株式会社

製品仕様

内容量15g / 80g
全成分カリ含有石けん素地、オリーブ果実油、シリカ、ハチミツ、炭、グリセリン、水、エチドロン酸4Na
製造国日本

この記事を書いた人

サポーター公式

当オリーブオイルを愛用者様に公式サポーターとして寄稿して頂いています。ユーザー視点からオリーブオイルの使い方や利用方法をお楽しみください。