本物のオリーブオイルの選び方!3つのポイントと初心者向けテイスティングの方法教えます!



初めまして、イタリア在住オリーブオイルソムリエの鈴木奈保子と申します。フローラのオイルの公式サポーターとして、エキストラヴァージンオリーブオイルの魅力を本場イタリアからレポートします。

第一回目は本物のオリーブオイルを選ぶ3つの大切な条件についてお伝えします。

日本から遠く離れた地中海沿岸の地方が生まれたオリーブオイルですが、今では私たちの食卓に欠かせない存在になってきましたね。ところが日本で売られているオリーブオイルの大半は、偽物だとも言われています。

絶対に偽物ではなく本物を選びたいけれど、どうしたらいいのかわからないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

偽物に騙されず、本物のオリーブオイルを選ぶコツを3つご紹介します。

本物のオリーブオイルを選ぶための3つのポイント

1.本物のオリーブオイルの容器は暗い色のガラス瓶入り

上質なエキストラヴァージンオリーブオイルは、オリーブの実をそのまま搾った天然のジュースのようなものです。添加物も全く入らない本当に自然なオイルです。オリーブの実には自然の体によい栄養素がたっぷり含まれているので、実に傷をつけないように気を付けて木から収穫して、搾る時も栄養素を壊さないように27度以下の温度で大切にコールドプレスしています。

そんな貴重なオリーブオイルですから、情熱をもって丁寧にオリーブオイルを作っている生産者は、油の大敵、光、熱、酸素から品質を守ることができる容器を使っています。そのためオリーブオイルの容器は、本物かどうかを確認するための一つの目安です

一番いいのは光を避けるために遮光性の暗い色のガラスの瓶、または缶に入っていること。透明な瓶だと油が光のせいで酸化しやすくなります。また、最近人気のでている軽くて便利なプラスチックの容器は、オリーブオイルの品質を考えると賛成できません。油とプラスチックって化学反応を起こしやすいので、安全かどうか疑問が残ります。

2.上質なエキストラヴァージンオリーブオイルの正当な値段は?

オリーブオイルを1リットル作るためにどのくらいのオリーブの実が必要かご存知ですか?答えは6~7キロ近くも必要と言われます。しかも、上質なオリーブオイルを作るためには、実に虫食いの跡や傷のない収穫したての新鮮なオリーブの実が必要です。これだけでも、オリーブオイルが高価なものということがわかります。

そのうえ、日本まで大切にはるばる運ばれてされてきたオリーブオイルです。本物のエキストラヴァージンオリーブオイルの正当な値段は、瓶入りの場合、250mlで2500円前後、500mlで3500円前後はすると考えたほうがよさそうです。これよりも安い本物のエキストラヴァージンオリーブオイルを見つけるのは難しいと思います。

どうしても少しでも安いものを、という場合は、瓶ではなくフローラのオイルのラインナップにあるような缶入り、しかも大容量のものがおすすめです。瓶に比べると本当にお得です。

上質なものは、何でもそれなりの値段がするものですよね。安いオリーブオイルには、それなりの理由があると考えたほうがいいですよ。安くてお得、と思って買ったオリーブオイルがやっぱり偽物だったなんて、安物買いの銭失いにならないようにご注意くださいね。

3.第三者が認めた本物の証拠があるオリーブオイル

3つ目は生産者や輸入業者の説明だけではなく、それ以外の公式の機関が第三者としての立場で、そのオリーブオイルの品質を認めている証があることです。実は、これが一番大事なポイントです。

信頼できるものでは、オーガニック認証やDop、Igp認証。あとは公式なオリーブオイルコンテストで受賞したことがあるものや、有名なオリーブオイルのガイドブックにのっているものだと安心ですね。

こういうものがなくても本物のオリーブオイルを作っている小規模の生産者もいるのですが、遠い日本から本当かどうか確かめるのが難しいですよね。自分で探すより、第三者が本物だと認めた印がついているオリーブオイルを選ぶほうが簡単です。

  • オーガニック認証とは?

EU(ヨーロッパ連合)にも、日本のJASのオーガニック認証と同じようなEU有機認証があります。ヨーロッパのシンボルの12の星と葉っぱの形が目印のユーロリーフは、EUのオーガニック農法の規則をきちんと守った農産物、ということを証明しています。

2)Dop Igp 認証とは?

Dopは原産地呼称主義、Igpは地理表示保護の略称です。これは各地域ごとに農産物の生産地や製法についての規定にそって作られたということを証明するEUの認証です。

3)オリーブオイルの公式コンテスト

・ソル・ドーロ(Sol d’Oro)イタリアワインのヴィーニタリーで著名なヴェローナフェアが主催する北半球と南半球に分かれて半年ごとに行われる最大規模の国際コンテスト

・アイポ・ダルジェント(Aipo d’Argento)

EU評議会やイタリア農業政策省が後援している国際オリーブオイル生産者組合によるオリーブオイルのコンクール

・ビオル賞(Biol Prize)

オーガニックのみを対象とした国際的なオリーブオイルコンクール

・オルチョロ・ドーロ(orciolo d’Oro)

世界で一番歴史のある国際的なオリーブオイルコンクール

・オリーブジャパン

日本オリーブオイルソムリエ協会による国際的なオリーブオイルコンクール

4)オリーブオイルの著名なガイドブック

・フロス・オレイ

最初のオリーブオイル専門の国際的なガイドブック。

・ビベンダ

イタリアソムリエ協会によるオリーブオイルのガイドブック、最優秀賞はゴッチャ・ドーロ(Goccia d’Oro)

・グイダ・アリ・エクストラヴェルジネ

スローフード協会によるオリーブオイルのガイドブック

本物のエキストラヴァージンオリーブオイルの味と香りを楽しむテイスティングの方法

これまでご説明してきた3つのコツをもとに本物のエキストラヴァージンオリーブオイルを選ぶことができたら、蓋を開けて味と香りを確認しましょう。

エキストラヴァージンオリーブオイルの条件は、フルーティな香りとポリフェノールの成分であるピリッとした辛味と苦味があることです。

まず、フローラのオイルを透明な小さなグラスに注いでみます。実際、色は品質とは関係がないのですが、美しいオリーブの黄金色は見ているだけで心が和みます。

そして、両手でグラスを包んでオイルを温めます。鼻をグラスに近づけて香りを楽しみます。フローラのオイルは、名前のとおり花のような優しい香りがします。

オイルによっては刈りたての芝生のような香りやリンゴのようなフルーティな香り、ハーブの香りがするものも。オリーブオイルの品種によっても特徴がそれぞれ違うので、しっかり香を楽しみましょう。

香りの次は、いよいよ味を確かめる番です。まず口に含んでみましょう。少量を口に入れたら唇を閉じて、口の中の隅々にまで広げたら、歯の間から空気を口の中へ吸い込んでみてください。ちょっと奇妙なしぐさで、人前でするにはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、オリーブオイルの味わいをしっかり堪能できますよ。

フローラのオイルは、まず口に含むと穏やかな優しい味わいなのですが、のどを通る時にエキストラヴァージンオリーブオイル特有のピリッとした辛さと苦味がバランスよく感じられます。美味しい、と思わず声がでてしまいました。

本物のオリーブオイルの選び方!のまとめ

偽物が出回っているという噂が絶えないエキストラヴァージンオリーブオイル。でも、もちろんちゃんと本物も出回っているのですから、きちんと選ぶコツをマスターしましょう。

ガラスの暗い色の瓶に入っていること、安すぎない正当な値段であること、オーガニック認証やコンクールなどの受賞歴があることなどが重要なポイントですね。

そして、しっかりテイスティングをして、本物の味と香りを堪能してくださいね。

製品仕様

生産者パスクアーレ・ディ・レーナ
原産国イタリア モリーゼ州
品種ジェンティーレ・ディ・ラリーノ
※ラリーノ土着品種
抽出コールドプレス(27℃)
EU有機認証
輸送空輸
収穫時期9月下旬〜11月初旬
収穫方法手摘み
粉砕ハンマークラッシャー
輸入後品質管理オリーブオイル専用セラーで保管
インポートアントビー株式会社

製品仕様

内容量15g / 80g
全成分カリ含有石けん素地、オリーブ果実油、シリカ、ハチミツ、炭、グリセリン、水、エチドロン酸4Na
製造国日本

この記事を書いた人

鈴木奈保子

鈴木奈保子

イタリアソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ鈴木奈保子

イタリアの食文化に魅かれ、2001年よりローマ在住。子育てを通じ、食の大切さを再認識し、現在は簡単で美味しいヘルシーな料理でアンチエイジングをテーマに、コラム執筆などを中心に情報発信中。